3月16日。AjailJapan2012のメイン会場が大阪で開催されるというこで、このチャンスを逃すものかと、AjailJapan2012に参加してきました。

その自分の感想とメモ。

アジャイルJapn2012@ATCホール

9:15‐10:00 「Agile In a Nutshell」~ ざっくりわかるアジャイル開発 ~
Jonathan Rasmusson 氏

いきなりアジャイルサムライ著者による講演。
英語なれしていない自分の頭は、ウォームアップどこから、いきなりフル回転を迫られました(^_^;)

アジャイルの概要と、各手法の紹介のお話。

・伝統的なウォーターフォールにおける 分析、設計、実装、テスト を継続的にやるのがアジャイル
・XPからはじめて、スクラム、Leanへと進むのがよい。
・Scrum(framework) + XP(practices) + Lean(spirits) というのは、いい組み合わせ。

Agileをはじめるなら、まずは以下の4つを練習してみようとの事。
・UnitTesting・Refactoring・Test Driven-Development・Continuous Integration

10:00‐10:10 オープニング
今回のテーマ「いまこそ語りあおうAgileのABC」についての説明などがありました。

A;アジャイルの原点に立ち返る。
B;ビジネスにつながっているのか
C;変化できているか

Agileを知り、ビジネスをつくり、変えてゆく

なんと、参加者:250名が開催1ヶ月前にうまったそうです。
オープニングの中で、アメリカでは、60%が社内の半分くらいでアジャイルやっていて、8割が経験したことがあるという話を聞いて、驚きました。

10:10‐11:00;キーノート セッション1
「The Surprising Science Behind Agile Leadership」
~ アジャイルリーダーシップの背後にある驚くべき科学について ~
Jonathan Rasmusson 氏 解説:ヒラナベさん

Q;鉄工所の生産方式がソフトウェアにも適用できるのか?
・チームの生産性を比べる意味はあるのか?
・クリエイティブな仕事の効果をどう測定するのか。
・見積もりって絶対間違うよね。

※金のことを考える必要がなくなる程度の報酬を与えれば、金について考える代わりに仕事について考えるようになる

40年前のソフトウェア開発:
指揮統制、コンプライアンスは厳守された。工業的な開発。
命令、統制は、コンプライアンスにはいいけど、スタッフは積極的にはならない

ソフトウェアは鉄鋼の生産ではなく、クリエイティブなものだから、
「自律」「熟達の喜び」「目的」が大事
ソフトウェア開発は映画のようなものです

仕事の向かい方に組織がついてきていない。
仕事(アジャイル):フラット → 会社:階層

会社もクリエイティブな仕事を求めているが、計画や予算が深刻な問題。
信じているシステムの考え方の違い。
ニュートン力学(安定しているのが当然)から量子力学(カオスなのが当然)

・自由を与えましょう タスクに、時間に、技術に、チームに
・平均以上の給料を。→お金の心配しなくていいような、人が逃げ出さない程度

・自分より優秀な人をマネージすることを認めよう。
→マネージャーより若い人のほうが技術に詳しいのはあたりまえ。
てづなを緩めよう。一人一人はいい仕事をしたいと思っている。
彼らがやろうとしていることの邪魔になっちゃいけない。

11:00‐11:50 キーノート セッション2:
「全体最適のマネジメント改革」~ 変えるのは現場ではない、マネジメントである ~
岸良 裕司 氏 ゴールドラット・コンサルティング・ディレクター
日本TOC推進協議会理事

#朝日新聞で隔週土曜日に連載している。

仕事は人や組織とつながっている、人や組織の能力はばらついている。
仕事は繋がりと、ばらつきがあるもの。
ボトルネックに全体の余剰分を投入し、ボトルネックに集中することが全体最適となる。

8時間のうち自分しかできない仕事をどれくらいしていますか?
全体最適のために、お互いに助けあう。

プロジェクトのジレンマ。
・すべてのプロジェクトは早く終わらせなければならない。
・そのためには、新しいプロジェクトに早くとりかからないといけない

★マネジメントの集中
実験をしたら考察が大事→”現実は途中で割り込むがあるのでもっと過酷→どんどん納期は遅れて、品質悪くなって、手戻りが起こる(マルチタスクない方が)2倍のスピード”
組織において一番足りないのはマネジメントの時間

組織のボトルネック、貴重なリソースはのマネージャー(キーリソース)
マネージャーがやらない事を決めることが大事。

マルチプロセス環境では、早くやれば早く終わるというものではない。
今やらない事を決めて、今やることに集中する。

クリティカルチェーンの5つの要素
マネジメントが変われば工数が下がった。

現場を変えるのはリスクだが、マネージメントの変えるのはリスクがない。
現場は頻繁に改善・変化を繰り返す事がよくあるが、多くのマネージメントは旧態依然としている。
変わるのは現場ではなく、マネージメントである。

11:50‐12:10 IPAによる発表:
アジャイルのABCに向けたヒント ~IPA/SECの調査検討から見えてきたもの~
山下 博之 氏 独立行政法人情報処理推進機構
基本契約・個別契約モデル

プロジェクト管理にアジャイルのプラクティスを使う現場:部分的には50%程度

13:15‐14:35 Agile セッション アジャイル開発 基本のキ

14:45‐16:05 Businessセッション アジャイルをも活用した新しいビジネスモデル
市谷 聡啓 氏 株式会社永和システムマネジメント
藤原 士朗 氏 株式会社ソニックガーデン
濱 勝巳 氏 株式会社アッズーリ
ファシリテーター 羽生田(豆蔵)

第1部:各サービス紹介
永和システム;新しい受託開発サービス価値創造契約
・papanda
お客様に価値を提供し続ける
変更を受け入れるシステム開発を契約スキームでどう実現するのか?
システムを初期費用0円で提供。サービス利用料を月々お支払
→初期投資が不要、追加開発もサービス利用料内なら新規稟議不要
月額15万円〜(1チケット)S;2チケット M,L,LL3~10チケット
※協同で価値を創りだしていくという思いの実現、
なお、お客様によっては既存の受託開発も並行しておこなっている。

ソニックガーデン:アジャイルxルビーxクラウド
ソフトウェアパートシップモデル IT投資に対するソフトウェアの価値を最大化すること
納品しない受託開発(サービス型の受託開発)
「オーダメイドの受託開発」「納品しないこと」「派遣しないこと」
・定額のみ。見積もりしない。大きくなれば期間がのびる。チケット販売ではない。
・見積もりしないので早くなる。いつでも動くテスト環境をお客様に確認いただく。

要件変更にはどう付き合うのか?
・リソースはいっていなのでしっかりお客様が管理しなさいよ。
・まず最初につくるものをきめて、その後、変化は聞いていく。

アッズーリ:アジャイル・サービスデスク
・株式会社アジルコアの代表でもある。
ソフトウェアは開発から保守の時代へ。
何かをつくってものにしていくのではなく、社会の一つであろう。
非SI企業のIT部門や、アウトソース部門が対象。
ITはインフラ(水道・電気)と一緒で、もしければ手に入るものになってきた。
ソフトウェアセルという単位でうけている

第2部;サービスビジネスの立ち上げから
永和システム:
アジャイル導入を検討するお客様と、既存契約のお客様とに差異がある。
Q:チケットの概念を顧客は理解さされているのか?
はじめの開発の中で、チケットになれてもらう。

ソニックガーデン:
当初、チケットでやっていたが、結局見積もりが発生するのでやめた。
これだけやります!といってやるけど、
早く終わったらもっとやるし、遅くなったらごめんなさいする。顧客との協調。
営業:自社サービス経由のお客様や、中小の社長と1:1で考えを併せていくことも多い。
顧客にも相談してもらえる関係を作る。
人材育成は?
→ 完全なる新人はまだとってない。お客様と師匠のやりとりで。
研修生が担当する研修生プランもある。
コンサルティング事業のほうで、OJTを受け入れるアカデミープランもある。
→プログラミングを一番力をいれておしえるが、感想では働き方を学んだという声がおおい。

アッズーリ:
セル単位、セルをどの程度稼働させるかで金額が決まる。

最後にこれからについて:
永和システム:
協調できるお客さまを増やす。仲間づくりの関係づくりをしたい。
ソニックガーデン:
上場しない。大きくする気はない。
同じような働き方ができる人をふやしたい。
アッズーリ:
ITを作ると使うは同じになり、プログラマーは減っていく?

16:15‐17:35 Change セッション

現場に続くAgileの道を語ろう~アジャイルサムライ読書会が変えてきたこと~
→タイトル変更:アジャイル道場から盗め!
講演者:
梶浦 毅一 氏(湯島道場)株式会社アルティネット
矢島 卓 氏(エイチーム道場) 株式会社エイチーム
中島 隆一 氏(金沢道場) サイバーステーション株式会社
市谷 聡啓 氏(DevLOVE道場)
中村 洋 氏(TIS道場)
木村 卓央 氏(横浜道場)株式会社アットウェア
宇畑 洋介 氏(島根道場)
栗毛野 友美 氏(新宿道場)
上田 佳典 氏(BIGLOBE道場)
大友 聡之 氏(京都道場)

アジャイルサムライは1万3千冊売れた。
全国で読書会が行われている
読書会はとりあえずやってみればいい。